バケモノスタッフブログ

エリック
2015年03月27日
カルチャー 音楽

宇宙船のレコードプレーヤー

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photo by Mark Anderson on Flickr

こんにちは。エリックです。
今日はちょっと想像力を使うブログです。ゆっくりイメージを膨らませながら読んでみて下さい。

宇宙船のレコードプレーヤー

イメージしてください。
今は2350年です。東アジアが海の水に浸かっています。地球が放置されて、人口がだいぶ減ってきました。残っているのは宇宙飛行士だけです。惑星探検の時代です。

あなたの宇宙船の中には操縦の機材が多いですが、その上に大きいスピーカーとレコードプレーヤーが置いてあります。音楽が大好きな宇宙飛行士なのです。一人ぼっちで探検中のあなたは音楽を聴いて、孤独感が解消されます。レコードをいっぱい持っているけれど、一番繰り返しているのはこの5枚です。

1)Gustav Holst: The Planets (1916年)

さすが宇宙飛行士の中でこれは一番人気の作品ですね。Holst氏が惑星の影響で作曲した最大のマスターピースは宇宙の不思議さ、奇妙さ、美しさ、全部この音源に解釈されています。なので、毎朝、目覚まし時計としてこれを聴いています。

2)Panderecki:Threnody for the Victims of Hiroshima (1960年)

宇宙飛行士の日常生活は異常に不安ですね。いつでも急にブラックホールに引っ張られる可能性があるし、間違えたらタイムスリップに入ってしまうかもしれません。実存主義的な生活です。存在しているのは今の一瞬だけです。瞬いている間に自分の命が消えていくかどうかわからないあなたはやっぱりPandereckiをよく聴きます。

3) Steve Reich: Music for 18 Musicians (1978年)

宇宙船の電気を消すと、星の光が眩しく照らして来ます。星の原子、宇宙船の原子、あなたの体の原子も、全部の塊は永久に続くものと認識します。人間として意識しているあなたは今亡くなったら、いつの間にかその星の原子になるでしょう。恵まれている命の大事さが把握できます。その時、この作品を聴きます。

4) Terry Riley: A Rainbow in Curved Air   

宇宙船のハイパードドライブをオンする時このレコードをプレーします。目をつぶって、音量を最大のレベルにして、ハイパースペースの素晴らしさを感じます。

5) Brian Eno: Discreet Music

朝、昼、夜のない宇宙にいるので、寝る時間を決めるのは難しいです。そのため、このレコードを持っています。Eno氏のアンビエント音楽を聞く度に安心して目を閉じることができます。いい夢を見ますように!おやすみなさい!

最後に

2350年の未来を考えるのは怖いですが、音楽があるからこそ、恐怖を受け入れて良い姿勢で未来を向いて進みましょう!こんな未来が来るのを、楽しみにしていま〜す!

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