【必見】日本酒好きなら絶対に行くべき! 尼崎市・立花の絶品居酒屋『酒処 雲』をご紹介
【必見】日本酒好きなら絶対に行くべき!
尼崎市・立花の絶品居酒屋『酒処 雲』をご紹介
情緒溢れる店舗が立ち並び、駅を中心に放射状に道が広がったローカルな街、尼崎市・立花。JR立花駅から北口のアーケードを抜けると、
そこには所せましと軒を連ねた昔ながらの商店街が広がっています。
今回ご紹介するのは、絶品な創作料理とともに、全国各地から取り揃えた日本酒を嗜むことのできる『酒処 雲(さけどころ くも)』。
立花商店街を北に300m進んだ辺りにある、白壁に一枚板の看板が目印です。店主・藤田さんにお話を伺ってきました。
JR立花駅北口・立花商店街の中にある『酒処 雲(さけどころ くも)』の店主。全国各地から取り寄せた日本酒を豊富に取り揃えており、限定品などの入手困難なものも含め、年間300種類以上の日本酒を扱っている。メニューは月毎に変わり、創作料理はまさに絶品。他店ではなかなか食べることのできない、こだわりの詰まった目新しい料理を楽しめる。2013年創業。
1 尼崎市・立花の絶品酒処『雲』について
1.1 お店の成り立ち
1.2 『酒処 雲』店名の由来
1.3 3日間限定!毎年7月に行われる周年パーティーとは?
2 店主・藤田さんのお店へのこだわり
2.1 内装のこだわり
2.2 トイレのこだわり
3 絶品創作料理と日本酒をご紹介
3.1 『酒処 雲』といえば日本酒!店主が語る日本酒選びの基準
3.2 絶品!店主オリジナルの創作料理12月のメニューを一挙公開
4 まとめ
5 店舗情報
1兵庫県・立花の絶品酒処『雲』について
1.1お店の成り立ち
2013年7月6日に立花商店街にオープン。店主・藤田さんはなんと未経験で飲食店を開業したのだとか。どんなストーリーがあって『酒処 雲』が生まれたのか。店名の理由や開業物語を聞いてみました。
―早速ですが、お店の成り立ちを教えてください。
藤田さん:創業したのは今から6年半前の2013年7月6日です。前職はサラリーマンでした。製造業に携わっていたので、飲食業は未経験で。
―どうして製造業から、未経験の飲食業へ?
藤田さん:簡単そうに見えたのかな(笑)いざやってみると、舐めていた部分もあったかもしれないけれど。お店を開きたいなぁと初めて思ったのは40歳の頃で、実際に創業するのに10年かかりましたね。
―その10年は、創業の準備や物件探しなどの期間でしたか?
藤田さん:いえ、ただサラリーマンをやめるきっかけがなかったんです。サラリーマンって、「しんどい」やら「腹立つ」だの何だかんだと言っていても、行けば給料が貰えるじゃないですか。でも、自営業のような仕事だと赤字の月もあるだろうし、そんな安定しないところに踏み込むきっかけがなくて。
―どんなきっかけがあって、創業することになったんですか?
藤田さん:きっかけは、リーマン・ショックですね。当時勤めていた会社が不況の煽りを受けたことをきっかけに創業しようと思いました。根拠はないけど、自信だけあって。「何とかなるやろ。」って思ってたんかな。バブルの頃の飲食業を営む人たちの派手なイメージがあって、「飲食業って、めっちゃ儲かってるやん!」と。ビールも500円で売っているけれど、本当は「原価50円くらいやろ。」なんて思っていました。実際に飲食業やりだしたら、「めっちゃビール高いやん…。」と気づきましたけど。
―経営をされてから気づくこともたくさんありますよね(笑) 未経験で創業されて色々な苦労があったと思います。未経験にも関わらず、どうしてこんなに創作料理が作れるんですか?
藤田さん:ネットで検索したらいろんなレシピ出てくるから、それを組み合わせてやってるだけです。
―え?!すごいですね。専門学校で料理を学んだり、アルバイトなどで飲食店を経験したりとかは……
藤田さん:いえ、何もしていないです。本当の未経験です。ただ、「あまり他所が出していないメニューは出したいな。」というこだわりは持っています。
―本当にすごいですね…。目新しいもの提供する、ということを常に意識されているんですね。
1.2 『酒処 雲』店名の由来
―お店の名前『雲』にはどんな意味が込められているんですか?
藤田さん:もともと雲が好きで。自由そうでいいなぁと。形がいつ見ても違ったり、あったりなかったり、そんな自由なイメージが好きで。サラリーマンをやっていたから、余計ですかね。
―『自由』がコンセプトなんですね。雲って流動的で素敵ですもんね。
[看板の写真]
1.3毎年7月第1金曜日・土曜日・日曜日限定!周年パーティーとは?
―『酒処 雲』ではイベントなどは行っていますか?
藤田さん:毎年7月の第1金曜日・土曜日・日曜日の3日間限定で『周年パーティー』というイベントを行っています。飲める日本酒は裏ラベルのみ。ノベルティのプレゼントやオリジナルTシャツなどの販売も行っており、常連さんから大好評です。
[ノベルティ写真]
2店主・藤田さんのお店へのこだわり
2.1 内装へのこだわり
―本当にお洒落で綺麗な内装ですよね。使われている食器も素敵ですし、細部までこだわりがあって。お店の雰囲気づくりで何か意識されている点はありますか?
藤田さん:女性が「いいな」と思うお店には、男性も勝手に集まると思っています。女性って、塵とかにもすぐ気づくでしょうし。店内は清潔に保つようにしています。
―わかる気がします(笑)実際に女性のお客様は多いですか?
藤田さん:そうですね。年齢層もバラバラで。
インスタグラムを見て遠方からいらっしゃるお客様もいますし、一人でいらっしゃる方も結構います。ご来店されるのは男女ともに地元の方が多いですね。
―お店の場所は、立花にこだわっていたんですか?
藤田さん:立花とは決めていませんでした。新地とか、難波とか、福島とか…色々な場所で物件を探していたけれど、なかなか思うような内装がなくて。カウンターだけの、細長い形のお店がしたかったのです。たまたま駅まで歩いていた時に、この場所に空き家を見つけて改装しました。
[店内の様子]
2.2 トイレへのこだわり
トイレの壁には、思わず「ふふっ」と笑ってしまいそうな遊び心ある名言集がずらり。タンク上には『しゃくれプラネット』などの様々なフィギアが置いてあります。トイレから戻ると、毎回あたらしいおしぼりを渡してくれます。店主・藤田さんの細かい気遣いは女性から大好評です。
[トイレ写真]
―気になっていたんです。トイレの壁に貼ってある『雲の十四ヶ条』は、藤田さんが作っているんですか?
藤田さん:そう。お客様が言った言葉とか、テレビで見たりした面白い言葉とかをまとめています。
―個人的に『2017年度版 雲の十四ヶ条』の「ゆとり教育」と「ニトリ今日行く?」が好きです(笑)
3絶品創作料理と日本酒をご紹介
3.1 『酒処 雲』といえば日本酒!店主が語る日本酒選びの基準
ずらりと並ぶ日本酒の数々。これでもまだ一部です。
[日本酒写真]
―やっぱり、一番のこだわりは日本酒ですか?
藤田さん:そうですね。ビールや焼酎などの様々なお酒を取り扱っていますが、軸はやっぱり日本酒かな。色んな酒屋から仕入れて。酒屋は全部自分で探します。飲みたいお酒や、お客様から勧めてもらったお酒を取り扱っている酒屋を探したり、蔵に電話を入れて目当てのお酒を取り扱っている酒屋さんを教えていただいたりしています。
―酒屋さん選びの基準って何ですか?
藤田さん:例えば…3本購入したとして、4本以上の購入から送料一緒だから「もう一本追加で何かオススメのお酒入れておいてください。」なんて伝えた時、「昨日入ってきたばっかやけどええのあるよ。」と、送ってきてくれたお酒が本当に美味しかったところだけと取引をしています。
初めはたくさんの酒屋さんとお付き合いしていましたが、今は信頼のある数社に厳選しています。
3.2 絶品!店主オリジナルの創作料理12月のメニューを一挙公開
月毎にメニューが変わる『酒処 雲』の創作料理。今回は12月のメニューを一部ご紹介します。 (※2019年12月時点のメニューです。※メニューには変動があります。)
12月のメニュー
雲の定番メニュー
イチオシメニュー
鰹や塩、昆布、酒などから作った出汁の体温まる品々。こだわり抜かれた透き通る出汁の味わいに、素材そのものの甘みが引き立ちます。年明け3日間限定で、スペシャルなおでんも登場します。どんなおでんが味わえるかは、実際の来店でのお楽しみ。他所では味わうことのできない、絶品おでんと贅沢な日本酒を楽しめるのは『酒処 雲』だけです。
4 まとめ
日本酒好焼き味噌きにはたまらないほどの豊富な品揃えと、お酒と相性抜群の絶品創作料理を楽しめるお洒落な居酒屋『酒処 雲』。
おひとりさまでも、複数名での貸し切りも可能。女性も入りやすい店内です。日本酒にあまり詳しくない方も、店主・藤田さんに「甘くてフルーティーなお酒が欲しいです。」「少し辛口のものを。」なんていえば舌を巻く美味しさのお酒を紹介してくれます。日本酒好きにはたまらない、裏ラベルや限定物も続々と入荷してきます。
JR大阪駅から電車で15分。JR立花駅からなら徒歩5分の良好アクセス。たまには都会の喧騒から少し離れたローカルな街で、日本酒を嗜んでみてはいかがでしょうか。
来るたびにいろんなお酒がお手軽価格で飲めるお店『酒処 雲』。オススメです。
5 店舗情報
住所 | 〒661-0025 兵庫県尼崎市立花町2丁目7−3 JR立花駅 徒歩5分 |
TEL | 06-6421-4788 |
営業時間 | 18:00〜24:00 |
席数 | 9席(カウンターのみ) |
定休日 | 火曜日・祝月(不定休あり) |
開業日 | 2013年7月6日 |