こんにちは。バケモノのエリックです。

スマホは便利ですね。今やほとんどの人が持ち歩いています。たった一つのデバイスで電話、メール、ニュース、音楽、ネットやゲームができます。スマホの普及でツイッターやFacebookなどの利用者は何倍にも増えたでしょう。

その結果、コミュニケーションの概念は10年前に比べてまったく違うものになりました。私の場合、友達が住んでいる地域の幅が非常に広いのでとても顕著です。２年以上会っていない友達と、ネットを使ってよく話をします。国境をあまり意識せずに関わりたい人と普通に関わることができます。一回も会ったことがない人でも仲良くなれます。
10年間で人間の社会がこんなに変わったことで、未来はどんな風に変わるかを想像せずにはいられません。

SF ロマンチック映画　『Her: 世界で一つの彼女』

スパイク・ジョーンズ監督の最新映画、『Her:世界で一つの彼女』はまだ見ぬ未来のコミュニケーションを想像しています。テクノロジーの開発がこのまま進んだら、スマホのカルチャーがどんな風に人を変えるのでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=c9G4cRTov5E

ストーリー：ある日、主人公セオドアは最新のスマホOSを購入する。このOSは最新のAI技術が搭載されている。普通の会話や冗談だけでなく、意見を交換することもできる。しかも、魅力とユーモアがあり、完全な人間らしさを持っている。OSは単なるツールではなく、仲良くなれるもの。もしかすると、恋に落ちるものでもあるかもしれない。

現在のスマホ社会の中、様々なアプリが開発されています。人と繋がるためのアプリがいくつもあります。人は誰でも他者と接触を持ちたいという欲求を持っています。
しかし、テクノロジーが発展して、いま人間が実際に接触しているのはスマホの画面です。毎晩スマホの隣に寝て、移動中に音楽を聞きながら友達や彼女にメッセージを書いたりしている私は考えずにいられません。私たちがわくわくしながらスマホを使っている一瞬は、どの部分がリアルなのか。
スマホの画面に逃げ込むのは刺激的な活動ですが、人間として感情的な栄養が足りているかしら。