SNSやブログに写真投稿する時に注意すべき4つのこと
こんにちは。バケモノブログのヨシダです。
SNS(ソーシャルネットサービス)やブログに自分が載せてほしくない画像を勝手にアップされて、困ったことはありませんか?
SNSを使って人間同士がコミュニケーションをとるには、リアルでのコミュニケーションと同様にマナーを守る必要があります。今回は、特に写真をアップするときに注意すべきことをまとめてみました。
1.写っている人物に、許諾を得ずに掲載する
人物を勝手に撮ってSNSやブログに投稿するのはマナー違反です。
久々に友達と集まったりすると、ついついレア友との写真を投稿したくなりますね。
特に結婚式は、「お祝い事だからいいかな」という判断をしてしまい、新郎新婦の家族や、友人との集合写真を勝手にアップしてしまいがちです。
たとえ仲間内しか見ないように設定されていたとしても、ネット上に写真を掲載されることに抵抗がある人もいます。個人が特定されないような写真であればいちいち許諾を取る必要はありませんが、明らかに顔や服装、身体的特徴などでその人が特定されるようなら、あらかじめ「ネットにのせてもいい?」という一声をかけましょう。
2.他人が撮った写真を無断で掲載する
自分以外の人が撮った写真を無断で投稿するのも良くありません。
写真を撮影した人には、著作権があります。著作物をコピー・転載する場合は、著作権者の許諾を得る必要があります。写真を撮った人に、あらかじめOKをもらってから利用しましょう。
他人が撮った写真のうち人物が写っているものを利用するときには、写真を撮った人と写真に写っている人の両方の許可が必要です。
3.他人の家の写真を掲載する
知らない街に行くと、街並みの美しさや下町の雰囲気を写真に撮りたくなりませんか?基本的には、街並みの写真は自由に撮っていいものです。
しかし、そこに住んでいる人たちの立場になってみれば、自宅の周辺をジロジロみられて嫌な気分になるかもしれません。個人が特定されるようなものや、庭先の洗濯物、開け放った窓の中は撮影されたくないでしょう。
「どうしてもこのアンニュイな空気を撮りたいんだー!」みたいな場合は、きちんと住人に説明してOKをもらいましょう。
4.「撮影禁止」の場所で撮影した写真を掲載する
セキュリティ、通行の妨げなど様々な理由で「撮影禁止」とされている場所があります。身近な場所では、美術館・博物館などが代表的です。
海外では、国によっては撮影禁止のルールがかなり厳しいところもあります。
アメリカでは、州によりますが小学校内の撮影が禁止されています。児童の写真がネット上で悪用されるケースが多発したためです。日本でもいつかそのような流れになるかもしれませんね。
また、日本では「撮り鉄」が徐々に市民権を獲得していますが、海外では有事の際の主要な物流経路になることから、駅周辺を含めた鉄道の撮影が禁止されている国もあります。
特別な理由がなければ「撮影禁止」の場所で写真を撮影したりネット上に公開するべきではないでしょう。
まとめ
スマートフォンで誰もが簡単に写真撮影できる時代です。「あれを撮ってはだめ」「これをネットに載せちゃだめ」ではなく、周りの人たちとコミュニケーションをとりながら、マナーを守ったうえで、楽しく写真を撮りたいですね。