日当たりの悪い部屋でも育てやすい観葉植物
photo by Forest and Kim Starr on Flickr
こんにちは。先日久しぶりに映画『レオン』を観て、「観葉植物を大事にする男性、かっこいい」と思ったヨシダです。
観葉植物を育てるには、日当たりが大事です。
でも、日中は出かけていて昼間はカーテンを閉めているなどの理由で、観葉植物に十分な日光を当てられないこともあります。
日当たりが悪い部屋や、薄暗い部屋では観葉植物を育てられないと諦めがちですよね。
そこで今回は、昼間は照明を消している部屋や、玄関や寝室くらいの明るさでも大丈夫な観葉植物を6つ紹介します。
アグラオネマ
photo by Jungle Rebel on Flickr
サトイモ科
映画『レオン』で、殺し屋レオンが育てていた植物です。
光沢のある葉に美しい斑や模様が入っています。日陰で育てやすい一方で、寒さには弱い植物です。10℃以下になる部屋に置く場合は、保温対策をした方がいいでしょう。
スパティフィラム
サトイモ科
白い花をつける美しい植物です。明るい日陰では年中花を咲かせます。玄関や寝室のような暗い日陰では、花は咲かないかもしれませんが、葉だけの状態で育ちます。
乾燥するとすぐに萎れるので、萎れる前に水やりをします。寒さに弱いので、冬場は窓際に置かない方が良いでしょう。
アスプレニウム(タニワタリ)
チャセンシダ科
日陰でも育つシダ植物です。暑さ・湿気に強く、寒さに弱い性質があります。木漏れ日を好み、強すぎる日差しにあてると葉焼けを起こします。
水が切れると目に見えて「しょんぼり」します。そして、水をあげると目に見えて元気になります。なので、育てていると可愛く感じるかもしれません。
ケンチャヤシ
photo by Eduardo Millo on Flickr
ヤシ科
乾燥に強く、日陰にも強い植物です。日陰でも育ちますが、あまりにも暗いところに長時間置くと、葉が下に垂れて元気がなくなります。その時は、屋外の日陰など、明るい場所に出してください。
いろんな大きさの鉢で売っているので、小さい鉢植えをテーブルに置いて楽しむことも、大きい鉢植えでエントランスなどに置くこともできます。
シュロチク
photo by Cam Switzer on Flickr
ヤシ科
シュロチクという名前ですが、竹ではなくヤシの仲間です。葉の形がシュロという植物に似ているのでシュロチクと言います。
強い日差しに弱く、屋外の日陰かレースカーテン越しの日差しが望ましいですが、やや暗い日陰でも育ちます。水が切れると葉先が枯れてくるので、水やりを忘れずに。
ぺぺロミア
photo by David Eickhoff on Flickr
コショウ科
ペペロミアは、葉が少し厚く水をたっぷり貯えられるため、比較的乾燥に強い植物です。種類が多く、葉の色は斑入り・赤みがかったものなどがあります。葉の大きさも様々です。
直射日光は苦手ですが、あまりにも日当たりが悪いと弱々しくなります。弱ってきたと思ったら、レースカーテン越しの日差しが当たるような場所に移動してやると元気になります。
まとめ
日陰に強くて、育てやすい植物を紹介しました。乾燥につよいペペロミアなんかは、本当に手間がかかりません。確かに、何年も長持ちさせようと思って世話をすると、植え替えなどの手間がかかって大変です。ですが、「ワンシーズンもてばいい」くらいの軽い気持ちでいろいろな種類の植物を育ててみて、自分の生活リズムに合った植物と長く付き合えれば、それでいいのではないでしょうか。
「観葉植物は、どうせ枯らしてしまうから」と思っている方でも、諦めずに植物を愛でてみてください。