バケモノスタッフブログ

飯・極道漫画といえば土山しげる! おススメ土山漫画5選

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バケモノ株式会社の奥田です。
皆さん、土山しげるという漫画家をご存知でしょうか?
ご飯の題材を扱わせたら美味しんぼの作者と双璧をなす作者だと勝手に思っています(超主観的な意見です)。
私の家にはコンビニで購入した土山しげるの本が数多くあります。
本日は土山先生の魅力をぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。

土山しげるとは?

1950年生まれ。石川県出身の現役の漫画家です。
土山しげるの作品は、「メシ」「ギャンブル」「極道」といった裏社会モノの題材が多いのが特徴。
ベタすぎるストーリー展開の中にシリアスと笑いがあり、一部のコアな読者からは「土山先生」と崇められています。
作品の登場人物は関西弁で話すキャラが多く、また歴史の人物の名前にあやかったものも多いです。

それでは、素晴らしき土山ワールドをご紹介いたします。

1.どぶ (全4巻)


営業社員の主人公は、部下の裏切りにより長年勤めていた会社をリストラされます。家族には内緒で高収入の求人情報を見たところ、そこは風俗業界でした。
その後、妻に会社をリストラされたことがばれ、一方的に離婚されます。
絶望の淵に立たされますが、ボーイから始めた風俗業界で営業経験を生かし、次第にのし上がっていくストーリーです。

見どころ

  • 風俗業界での下積みと過酷さ、嫌がらせのひどさ。
  • 主人公が何度もピンチを迎えるが、チャンスに変える閃きとアイデアの成功率が100%。
  • 自分をだました部下を雇うがまた騙され、商売敵になる。その部下のなめきった態度と言動。

2.喰いしん坊! (全24巻)


「大喰い」がメインテーマの漫画です。
主人公の大原満太郎はサラリーマンでしたが、「大喰いアスリート」というプロのフードファイターたちがいることを知り、その世界に足を踏み入れて行きます。
過酷なトレーニングを積み重ね大喰いバトルを繰り広げる、「喰って喰って喰いまくる」グルメファイトクラブです。
映画化もされていますので気になる人は要チェックです。

見どころ

  • 食べる時の擬音語のレパートリーが半端ないくらい多い。
  • OKF「大阪食い倒れフードファイター」というプロのフードファイター集団のキャラの濃さ。
  • 主人公の大食いに対するストイックさと修行風景。

ためし読み

http://sokuyomi.jp/product/kuisinbou_001/CO/1/

映画

3.大食い甲子園(全6巻)


暑い夏に開催される「大食い甲子園」という国民的イベントに関する話です。
かつては優勝経験のある強豪校だったが、今では衰退著しい高校が舞台。
その大食い部を立て直すべく、新監督・盛山空太郎がやってきます。
部員数もままならない中、大食い甲子園への出場を勝ち取るための努力と根性の結晶が描かれています。
ちなみにこの作品は、先ほど紹介した「喰いしん坊!」のキャラクターも数多く出ています。

見どころ

  • ただ食べるのではなく、いかに綺麗にたべるかも勝敗のポイント。
  • 汚い食べ方は「邪道食い」とされ、そのパターンで対戦相手が負けるのが多い。
  • 対戦中にでてくる「水は必要最低限接摂取しろ」があまりにも多い。

ためし読み

http://sokuyomi.jp/product/ooguikousi_001/CO/1/

4.極道めし(全10巻)


舞台は大阪の刑務所内。
刑務所の囚人たちは、クリスマス・イブになると、正月に振る舞われるお節料理を賭けて、トークバトルを繰り広げます。
その内容は、今まで食べた中で一番おいしかった食べ物の話をするというもの。
勝者はお節料理の中から好きなものを1品獲得できます。
想像力をかき立てるトーク力、囚人たちの熱いバトルに引き込まれます。

見どころ

  • 会話は囚人たちの生い立ちが色濃く出ているので食べたものは様々。
  • 「これでもか!」というくらい、おいしかったものに対する情熱的な話し方。
  • 勝敗が決まる方法。

ためし読み

http://sokuyomi.jp/product/gokudoumes_001/CO/1

映画

5.食キング(全27巻)


かつては、函館一と呼ばれた老舗レストランの料理長として「伝説のシェフ」と呼ばれた主人公は、弟とレストランの経営方針の違いからレストランを去ります。
その後、B級グルメ店復活請負人になり、人気がない庶民的な飲食店を再建していきます。
作中では、再建を受けた料理店の厳しい修行の様子や新メニュー開発が描かれています。

見どころ

  • 料理とは一切関係なさそうな、メチャクチャな修行内容。「なんでこんなことをする必要がある?」と質問されると、「一切の質問は許さん!」と回答するのが定番。
  • 新メニューができた際は、「名付けて〇〇(新メニュー名)」と見開き2ページ使って描かれていることが多い(しかもネーミングが激ダサ)。
  • 飲食店にある有名人などのサインには否定的な意見が多い。

ためし読み

http://sokuyomi.jp/product/shokkingu_002/CO/1

まとめ

いかがでしたか?
私は土山先生の漫画を読むといつもお腹が減ります。
そしてますます土山漫画を読みたくなります。
漫画喫茶に行ってもなかなか出会えないのが寂しい気がします。
たまにコンビニブックが発売されていますので、ぜひ見かけられた際は、手に取ってみてください。

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