白ごはんの友
ヨシダです。年の瀬ですね。バケモノブログもこの記事が今年最後です。
今年の締めは、バケモノスタッフ全員によるお勧めの「白ごはんの友」の紹介をしたいと思います。
おそらくみなさん年末年始は、年越し蕎麦、お餅、お節料理、鍋、などなどいつもとは違ったちょっと豪華な食事をされるのではと思います。
ですが、やはり日本の食卓と言えば、白ごはんが欠かせないものです。
ご馳走に食傷気味になったら、是非こちらの「白ごはんの友」を参考に、炊立て白ごはんを食べてみて下さい!
エリックお勧めの白ごはんの友
高菜
ラーメン屋さんでバイトをした頃の思い出の味です。高菜はラーメンのトッピングだけではなくて、何にのせてもめちゃくちゃ美味しいです。
明太子
コンビニでおにぎりを食べるなら、ツナマヨより明太子の方がうまい。家でも炊き立てご飯に明太子をのせると最高に美味しいです。
バターと塩
アメリカ人の食習慣と言えば、何にでもバターをかけること。アメリカでは白ご飯をそのままで食べる習慣がないので、子供の頃ご飯の上にバターをのせて食べていました。美味しいよ!
揚げニンニク
photo by zenjiro on Flickr
豚骨ラーメンや豚テキの店では、揚げニンニクが無料で提供されることがあります。酔っぱらった夜は無理矢理あのニンニクを食べます。柔らかい米の粒の中にかりかりの揚げニンニクを入れると最高。次の日はかなり匂いますが、仕方ありません。
奥田お勧めの白ごはんの友
おじいちゃんの梅干し
実が大きく、一緒に漬けているシソも大きい……そしてかなりしょっぱい!
(漬け汁もしょっぱ旨い!)
中学生の頃はこれでご飯5杯は食べていました!
そんなベストおかずの「おじいちゃんの梅干し」。もちろん食べ方にもこだわりがあります。
まずはシソと梅干しをご飯の中央に乗せます。この時のコツは「梅干しを中央に、シソを梅干しの周囲を取り巻くように配置」すること。
続いて「漬け汁」を茶碗の縁にぐるりと垂らします。こうすることで旨味のつまった漬け汁がご飯に良い具合に染み込むのです。
準備ができたらいよいよ食べるのですが、いきなり梅干しに食らい付かないのがポイント。
あくまで序盤は「シソ」だけでちびちびと頂きます。
漬け汁の染みたしょっぱいご飯と、これまたしょっぱいシソの葉。これだけで軽くご飯1杯はいけそうですが、ここはぐっと我慢。だいたい全体の20%くらいまでに留めて終盤に備えます。
最後に8割ほど残ったお茶碗のご飯を3等分にし、本命の梅干しとともに「3口」で完食!
これが最高に旨いんです!今までいろんな所で梅干しを食べてきましたが、おじいちゃん家のに勝る梅干しには未だ出会ったことがありません。
奇しくも最近自炊を始めましたので、これを機に実家から送ってもらおうかと考えています!
鮭の皮
みなさんは鮭の皮、食べますか?よく鮭の皮を残す方がいらっしゃいますが私に言わせれば「残すなんてとんでもない!」ですよ!
鮭の皮は実にご飯に合う、まさしく「ご飯の友」なんです。
当然ながら食べ方にはこだわっていますよ。無論、単に皮をおかずにご飯を食べ進めるのではありません。
そこには私の長年の経験と研究に基づく(嘘)究極のセオリーがあるのです!
その肝心の食べ方ですが、はい、まずはご飯を用意してください。
最初は焼き鮭の身で無難にご飯を食べ進めます。言うまでもありませんが、皮は残しておいてください。
身を食べきったら、ご飯の上に皮を配置(ごはんはおかわりしておいてください)。
続いてご飯にお湯を注ぎます。注ぐ量はお茶碗の半分程度。少し足りないくらいが丁度です。
レモンと塩少々で味付けをしたら皮をちびちびとしゃぶりながら頂きます。
味に変化がほしい時はポン酢か醤油を投入することで、1杯で2度楽しめるという贅沢仕様。
鮭の皮は少し焦げているくらいがベター。皮の香ばしさとレモンの爽やかな酸味を一気に掻き込む……これぞ最高の締めの一杯です!
アワタお勧めの白ごはんの友
しらすネギ ラー油和え
実は、最近パスタばかり食べていまして(特にペペロンチーノ)、ことペペロンチーノ作りに関してならウダウダ書く自信はあるのですが、ご飯のおかずとなると「はて、最後に食べたのはいつだっけな?」と悩んでしまうのであります。
そうそう、ペペロンチーノといえば「乳化」がポイントですよね!
「うまく乳化ができない!」「どうしても油っぽいパスタになってしまう!」そんなお悩みを抱えている方も多いはず。
ところが最近ですね、実はワタクシ、インターネットの大海を彷徨っていた際にとっておきの「簡単乳化テクニック」を発見したんですよ! それはですね……
……っと、話がそれましたね。閑話休題。
私のオススメのご飯の友、それは「しらすネギ ラー油和え」です。
釜ゆでの「しらす」に刻みネギとラー油、醤油と味の素少々を加えて混ぜるだけのシンプルなおかず。
しらす単体でも十分なおかずポテンシャルを持っていますが、ネギとラー油を加えることでおかず指数が急上昇するんです!
しらすが入手できない時は最悪しらす抜きでもイケます!
つまり、「究極のおかず」と「至高のおかず」のフュージョンってことですね!(意味不明)
卵かけご飯
「え? ただの卵かけご飯?」って思いました?
……ええ、確かにただの卵かけご飯ですよ。今さら感満載ですよね。
でもマジで勘弁してください。最近パスタばっかりなんで遠い記憶を辿って書いてるんです。本当に本当に許してください。
そうそう、卵といえば「カルボナーラ」ですよね! カルボナ……はい、ごめんなさい。さっさと本題に入りますね。
以前、東海林さだお氏の著書(名前は失念しました)の中で
「卵かけご飯を黄身だけ、白身だけで作ったらどうなるのか?」といった内容を読みましてですね、
それで私も、コレは試してみなきゃいかんでしょ! ってなわけで試してみたんですよ。
黄身だけバージョンはかなり濃厚。東海林氏は確か「洋風」と喩えておられた記憶がありますが、確かにそんな感じ。
逆に白身は「和風」の世界……とのことですが、正直「よく分からなかったッス」。
まあ、これをヒントにですね、私は卵かけご飯を食べる際には一つルールを設けることにしたんですよ。
それは「テキトーに混ぜる」ということです。
ほとんど黄身の場所、逆にほとんど白身しか掛かっていない場所、あるいは醤油しか掛かっていない場所、何も掛かっていない場所……
とあえてムラムラの状態にして食べるんです。謂わば「卵かけご飯の春秋戦国時代」ですね。
均一に混ぜないことで、いろんな味の変化が楽しめます。卵かけご飯の味ひとつにしてもいろんな発見があるわけです。
食事は単なる作業であってはならんと思うわけですよ。
食べる過程においても、調理の過程においても、一つ一つを楽しむことが大事なんだと主張したいですね。
そんな、私の心の原点とも言える卵かけごはんなのであります。
ところで、調理といえばトマトパスタ……(しつこい)
ヨシダお勧めの白ごはんの友
いかなご釘煮
関西で白ごはんの友と言えば、いかなご釘煮は外せません。これを食べると春を感じます。実家に住んでいた頃は神戸の親戚から毎年贈られてくるいかなご釘煮を本当に楽しみにしていました。
軟らかめに炊く家もあれば、釘煮の名のとおり固く炊く家もありますね。私は断然固い方が好きです。
味付のり
味付のり。至高のご飯の友と言えば味付のりで決まりでいいんではないでしょうか。初めて味が付いていない焼き海苔を食べたときは、正直「うわーおいしくない」と思いました。そして全国的には味が付いてない海苔が主流と知った時は、「え、まじで。みんなめっちゃ損してるやん」と思いました。
どうでもいいですが、ヨーロッパでは箱ティシューがほぼ使われていません。(よくわからないけど、飲食店にあるような紙ナフキンをティシュー代わりに使っているようです。)つまり、ヨーロッパの花粉症患者は鼻セレブを知らないわけです。味付のりのおいしさと鼻セレブのやさしさを知っている私、まじ日本に生まれてよかった。
卵かけごはん
さて、アワタ氏も卵かけごはんを推していますが、卵かけごはんは最高です。
アワタ氏は、混ぜ方がどうのとか春秋戦国時代がどうのとかよくわからないことを言っていますが、私の場合はシンプルです。
「醤油をやめて、だししょうゆをかける。」
卵かけごはんと言えば醤油をかけるのが鉄板です。だがその常識を疑ってほしい。本当に醤油でいいのか?
私は「キッコーマンだししょうゆ」を推します。こんな万能調味料見たことない!煮物にも、炊き込みご飯にも、冷奴にも、めんつゆとしても使える!おまけに卵かけごはんが最高においしい!
でも、たぶん普通のめんつゆでも相当おいしいと思います。
最後に
やっぱり白ごはんが最高!2015年も白ごはんで決まり!
と思ったんですが、アワタ氏がやたらパスタについて語りたそうなので、いつかおすすめのパスタ料理を紹介してもらおうと画策しています。いつになるかはわかりませんが、お楽しみに!
それではみなさん良いお年を。