バケモノスタッフブログ

奥田 修平
2015年06月30日
カルチャー 食べ物

梅干し大好きな私が、しょっぱい自家製梅干しを漬けてみた! その2

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バケモノ株式会社の奥田です。
先週に引き続き、梅干し作りのブログを書きたいと思います。

前回のブログ

梅干し大好きな私が、しょっぱい自家製梅干しを漬けてみた! その1

今回は、紫蘇の塩もみから、ビンに入れるまでをお届けします。
では、ご覧ください。

梅酢が次の工程へのシグナル!

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写真ではわかりにくいかもしれませんが、ビンの半分くらい梅酢がでてきました。
塩がビンの底にたまっているのでシェイクして全体になじませます。

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今回用意するもの
●紫蘇 300g
●キッチンペーパー
●粗塩

まずはしっかり紫蘇を水洗いします。
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紫蘇をボールに入れ、黒ずんだ水が出なくなるまで汚れをしっかり落とすために3回ほど水洗いします。
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しっかり水切りを行い、粗塩を投入します。
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そして塩もみを開始します。
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永遠と感じる程長い、紫蘇の塩もみとの戦いが始まる!

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紫蘇に塩を絡ませ、水分がなくなるまでひたすら揉んでいきます。
水分が残っていると、カビのもとになりますからね。
また、塩をしっかりなじませることで紫蘇の中にあるアク汁をとることができます。

出るわ、出るわ、水分が。
そして写真にもあるように、紫蘇の紫色がほんのり出てきています。

1回目の塩もみ終了。約30分間揉み続けました。
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紫色の液体がかなりたまっていますが、まだまだ水分が出そうです。

初めのころと比べ、紫蘇の量が縮みました。
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さらに揉み続けます。ぐッ、ぐっ、とかなりの圧力をかけます。
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2回目が終了。さらに30分ノンストップでもみ続けた結果がこちら。
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・・・・・・・まだお前は液体を出し続けるのか。
右手が悲鳴を上げ始め、ささくれに入った塩水がしみて、すごく辛いです。。。。。

最終局面

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ほとんど握力も残ってない状態で、最後の力を振り絞ってもみます。
まだ水分がでてきますが、色もかなり濃い紫に色になってきました。
そして手も紫っぽくなってきました。これ後で落ちるのかな?

いつまで揉めばいいのか、ゴールが見えません。
ここでたまらず今回の梅干し作りの指南役、『星屋』マスターに電話してみることにしました。

奥田「いつまで揉めばいいですか?」
マスター「2、3回もんで、鮮やかな色味の液が出て、ある程度水分を切ればOK!」
奥田「ありがとうございます(涙目)」

というわけで、マスターのお許し? が出たので、ここでもみ作業を終了します。
この日の晩、右手と背中が筋肉痛になり、なかなか寝つけませんでした。

こちらができ上った紫蘇。

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1時間半にも及ぶ格闘が終わり、少し感動しています。

紫蘇をビンに投入します!

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水分を飛ばし切った紫蘇のかたまりを1つ1つ丁寧に梅の上に載せていきます。

すべて入れた写真がこちら

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ここで、1つ心配ごとができました。
紫蘇が上にあるのに、果たして本当にあの赤い色になっていくのか?
紫蘇の液体は紫だし。

…もうどうにかなるだろと思い、蓋をしめました。

これで梅干し作りは終了です。
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後は、1か月程度このまま放置します。
また梅干しが食べごろになったら、このブログで報告したいと思います。

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