徒然書評

『名探偵の掟』:東野 圭吾

『名探偵の掟』:東野 圭吾

この作品について、著者:東野圭吾はこう言っています。
「何を出しても売れなかった頃、やけくそで書いたのが本書だ。読者に一泡吹かせてやろうと思い、小説のルールはすべて無視した。」

『ビブリア古書堂の事件手帖』:三上 延

『ビブリア古書堂の事件手帖』:三上 延

ドラマ化もされた『ビブリア古書堂の事件手帖』。本作は連作の短編集で、毎話『夏目漱石全集』や『晩年(太宰治)』など名作が取り上げられます。話の中に名作の解説や作者の来歴などが挟まれているので、教科書では教えてくれなかった新たな発見があるかもしれません。

『ゼロの迎撃』:安生 正

『ゼロの迎撃』:安生 正

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家、安生 正の『ゼロの迎撃』。
『日本はこのまま平和ボケしていて良いのか?』と、作者から問われている気がします。

『ソロモンの偽証』:宮部 みゆき

『ソロモンの偽証』:宮部 みゆき

映画化でも話題の「ソロモンの偽証」。
生徒の飛び降り自殺は、自殺ではなく殺人?学級内裁判の行方は…?エンターテイメント色の強い作品です。

『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』:歌野 晶午

『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』:歌野 晶午

設定がぶっ飛んでいる異色のミステリー小説「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」。
あまりに反倫理的で、BPOやPTAからの批判が怖い。自主規制必至です。