トップ・インタビュー 経営者が語る現在、そして未来

Vol.1 白坂大介(ジョインコントラスト株式会社 代表取締役)

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「お金は大事」。誰もがわかっていることだが、十分な対策が取れている人は果たしてどのくらいいるだろうか。社会保障費が削減される中、将来の日本に必要なのは、安心して家計の相談ができるファイナンシャルプランナーだ。身近な人には相談しにくい「家計の悩み」を、安心してファイナンシャルプランナーに相談できるプラットフォーム「家計教師.com」を運営する、 ジョインコントラスト株式会社 代表取締役 白坂大介さん。彼の経営者として、ビジネスマンとして、ファイナンシャルプランナーとしての志とはーー?

話者

ジョインコントラスト株式会社 代表取締役 白坂大介
1981年生まれ、大阪市出身。ハウスメーカー勤務時代に、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。総合保険会社を経て、2010年に独立開業。2013年にジョインコントラスト株式会社を立上げる。
ジョインコントラスト株式会社
ファイナンシャルプランナーによる家計管理、進学資金、生命保険の見直しやマイホーム購入のアドバイスなど、ご家庭の「お金のお悩み」を解決するコンサルタント会社。所属ファイナンシャルプランナーには、社労士、税理士などの資格を持つメンバーがいるため、給与計算・記帳代行・就業規則規程といった企業向けサポートも行っている。
WEB:http://www.joincomtrust.co.jp/
未来のミカタ 家計教師.com:家計教師.com

聞き手

バケモノ株式会社 代表取締役 奥田修平
1983年生まれ、関西学院大学卒業後、WEBデザイン制作会社に入社、上場企業から一般企業まで業界も用途も様々なサイトの制作を経験。退社後、某世界的企業のウェブ戦略担当者として活躍する側ら、WEBデザイナー・ディレクターとして活動を開始。2013年にバケモノ株式会社を設立。
バケモノ株式会社
大阪にあるWEB・DTP制作会社。オウンドメディア「バケモノ.jp」を運営している。
WEB:bakemono.jp

ビジネスマンとしての
20代・30代の過ごし方

ーまずは、ジョインコントラスト株式会社(以下、「ジョイコン」)の業務と、白坂さんの仕事について聞かせてください。

白坂:ジョイコンは、個人や企業のお金に関するコンサルタントの会社です。ジョイコンのメンバーは全員ファイナンシャルプランナー資格をもっています。

創業してから今年でやっと3年目です。今はまだ、会社を創っていく段階なので、変化に富んだ毎日を送っています。私は肩書きこそ代表取締役ですが、社長業というわけではなくプレイヤーですし、雑多なこともやっています。メインの仕事は、ファイナンシャルプランナーとしてお客さんのコンサルティングをすることです。

あとは、ジョイコンのメンバーが一人ひとり増えて来ているので、メンバーの育成と言うと偉そうですが、自分と同じ志を持ったファイナンシャルプランナーを、一人でも多く育てています。それが創業当初からやりたかったことなので。

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―ビジネスマンとして、経営者として、30代はどう過ごすべきだと思いますか?

白坂:30代と言うより、20代からが大事だと思います。20代をどう過ごすかで、30代が決まってきます。そう考えると、30代の過ごし方次第で40代が決まってくるわけじゃないですか。なので、急に30代だからどうとか考えてないです。

ー僕は20代、がむしゃらにやったという気概があります。

白坂:なんで、がむしゃらにできたんでしょうね?

―目標があるからじゃないですか?「こういう風に人生を過ごしたい」という目標。

白坂:目標を持つのは大事ですね。私はファイナンシャルプランナーという仕事柄、人生の目標達成には、やっぱりライフプランが大事だと思うんですよね。

ライフプランを一人ひとりが持てば、目標達成のために「がんばらな!」と思うようになってくると思うので。

ライフプランを立てるお手伝いをして、人生の目標を、一人ひとりが持てるようにしたいなーというのが、私の仕事の大前提としてあります。

ー20代、30代が、がむしゃらに働けるように。

白坂:仕事を、楽しめるようにならないといけないでしょうね。仕事は人生の全てと感じるくらい、仕事の喜び、仕事が人生という感覚を持っていた方がいいでしょうね。

仕事は仕事、プライベートはプライベートとすると、人生の大半は仕事なので、仕事が楽しくなかったら、めっちゃつまらん。仕事を楽しめるように。

そうするとやっぱり自分に合った仕事、天職に就く。天職に就いていないなら探すべきでしょうし、そうなるように努力していかないといけないでしょうね。

»次ページ:苦しい仕事こそ、気楽に取り組む

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